オフィスワーカーの仕事術 監査の眼

相談を受ける上司が気をつけたい、忘れがちなこと

こんにちは、シイです。

前回は相談のしめくくりにしておきたいこととして、3つのポイントをお伝えしました。

今回は、相談を受ける上司側が気をつけたいことをお伝えします。

相談を受ける上司は 進捗・メンタル・体調を確認する

■①相談の冒頭で、部下の体調やメンタルの状態を確認する

相談を受けるにあたり、まずは相談者(部下)の体調やメンタルがどのような状態なのかを確認します。心身の不調がある場合、症状の程度に応じた対応をとる必要があります。

よく眠れない、疲れがたまっている、集中できない、体のどこかが痛いなど、健康な時と比べて悪くなっていると見受けられる場合には、医療機関への受診が必要な場合もあるでしょう。健康管理室など健康管理部門がある企業であれば、まずはそちらにつなぐのがよいかもしれません。

体調やメンタルが不調の時には休養が必要な場合があるので、まずは業務の進捗状況を確認し、遅延している業務のフォローに注力します。

相談にあたって「体調やメンタルの状態」はとても大事なことなのに、遠慮があってか、気がつかないのか、聞き逃してしまうことがあります。

業務の問題とその解決策ばかりに話がいっていませんか?

特に異性では聞きにくい場合があるかもしれませんが「疲れが溜まっていない?ちゃんと眠れてる?」というところから始めると話しやすいと思います。

■②漏れなく遅延状況と緊急度を確認する

相談を受けた業務について、どのくらい早く対応すべきか遅延状況と緊急度を確認します。相談を受ける立場からすると「もっと早く言ってよ~~~」と思うこともあるでしょうが、それだけ相談しにくい状況だったのでしょう。

ここで注意したいことは、相談された業務の確認だけでなく、相談されていない業務の遅延があるかもしれないという点です。

それを防ぐために、チーム内や部署内等、関わるメンバー内でも業務の進捗状況を漏れなく確認することがよいでしょう。

*****

ここまで、相談をうけるときに上司側が気をつけたいことをお伝えしました。

参考になったポイントがあれば、取り入れてみてくださいね。

それでは、また~

Byシイ

-オフィスワーカーの仕事術, 監査の眼