オフィスワーカーの仕事術

先々を考えて力をつけていきたい時に、忘れたくない視点とは?

こんにちは、シイです。

前回は、能力を伸ばすために必要なのは「変化である」とお伝えしました。

また、先々を考えて力をつけていきたい方には、社内だけでなく社外での学びや活動を取り入れることで、視野が広がり様々な力を培う機会になる旨をお話ししました。

今回は、先々を考えて力をつけていきたい時に、忘れたくない視点をお伝えしたいと思います。

「自分のこと」と「会社のこと」 両方の視点を忘れない

先々のことを考えて力をつけていきたいと考えるとき、よくあるパターンが「自分の先々」を中心に考えてしまうことです。

・来年の自分は、どのような仕事をしているのか

・自分は将来どのくらいの収入を得ているのか

・自分の仕事の将来性はあるのか・・・などなど

今の激変する社会の中でも、望む条件で働き続けたい、自分の望む仕事をしたい、年収を上げたい等と考えれば、そのために力をつけて、社内の評価を上げたい、転職市場において価値の高い人間になりたいなどと思ったりすることでしょう。至極当然のことだと思います。

ただ、ここで忘れたくないのが、会社の利益を考える視点も持つということです。

「個人は会社の一員であり、会社は個人の集まり」ですから、両方の視点を持って仕事にあたることが大切です。

そこで個人の利益のほかに、会社の利益や会社に役に立つ視点をもって仕事に取り組むことが必要になってきます。

会社への貢献と自分の能力を高めていく努力が合わされば、会社と自分とのWIN-WIN関係ができてくると思います。

ところで会社の利益って何?

ここで問題になるのは、会社の利益がよくわからない場合です。社会人経験が浅い人や雇用形態、仕事内容によっては、そのような説明を受けていない場合もあるかと思います。

そのような場合は「会社の利益」では大きすぎてわかりにくいため、「今の職場の利益」「今のチームの利益」など、小さい組織単位で利益を考えてみます。

どうすれば職場の利益になるか、どうすればチームの利益になるか、であればイメージがつきやすいと思います。

それでもイメージしにくい場合は、利益を貢献に置き換えて考えてみてください。

自分の仕事の目的は、職場の利益のどこにつながっているのか

さぁ、ここで、最終チェックです。自分の仕事の目的は、職場の利益のどこにつながっているでしょうか?

よくわからない場合には、思い込みや想像で終わらせずに、しっかり上長に確認することが大切です。

このステップは、12の能力のうち、自主性や傾聴力、課題発見力、状況把握力、他者を巻き込む力などなど、様々な能力に発展できます。

相手の立場(ここで言う会社の利益)を考え実践することは、結果的に自分の能力向上につながるシンプルかつ最強な方法だと思います。

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以上、参考になるポイントがあれば、取り入れてみてくださいね。

それでは、また~

Byシイ

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