どのような力をつければいいか、紹介します(ストーリーまとめ④)
こんにちは、シイです。
前回は、今の仕事で力をつけることの必要性をお伝えしました。
今回は、仕事でどのような力が求められているのかを具体的にご紹介します。
基礎的な12の能力
経済産業省は2006年に多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力として、「社会人基礎力」と銘うち12の能力を提唱しました。
これからの激変の世界では、オフィスワーカーも多様な人々と仕事をすることが大いに想定されます。
今回のブログトピックでは、この「社会人基礎力」を、オフィスワーカーに求められる基礎的な力と定義してご紹介します。
「社会人基礎力」は決して新入社員向けだけのものではありません。中堅やベテランでも、職務に応じて、より高度に身につけたい力です。
対象年齢を限定せず、以下の12の能力について、振り返りながらお読みください。
■社会人基礎力 12の力■
1.物事に進んで取り組む力(自主性)
2.他人に働きかけ巻き込む力(他人に働きかけ巻き込む力)
3.目的を設定し確実に行動する力(実行力)
4.現状を分析し目的や課題を明らかにする力(課題発見力)
5.課題の解決に向けたプロセスを明らかにし、準備する力(計画力)
6.新しい価値を生み出す力(創造力)
7.自分の意見をわかりやすく伝える力(発信力)
8.相手の意見を丁寧に聴く力(傾聴力)
9.意見の違いや立場の違いを理解する力(柔軟性)
10.自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力(状況把握力)
11.社会のルールや人との約束を守る力(規律性)
12.ストレスの発生源に対応する力(ストレスコントロール力)
(以上、経済産業省 社会人基礎力から抜粋)
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12の力について、ご紹介しましたが、どのような感想をお持ちになりましたか?
私自身は、この12の能力、基礎力とはいえ仕事をするうえでいつも念頭に置きたい座右の銘的な力ではないかと思います。これらすべてを高いレベルで出来たら本当にすばらしいです。
もし、ご自身でどの力をつけたいか考えあぐねている場合には、この12の能力のうち、自分の職務で必要となる力を抽出し、その中でどの力をつけていきたいか選択するとよいと思います。
それが決まれば、職務を遂行するなかで折々に自身の力を振り返り、課題を発見しながら試行錯誤を重ねます。
課題を発見するためには、他者のフィードバックも重要です。自己評価だけですと思考が煮詰まり、課題がわかりにくくなるからです。
上司からOJTや面談などでフィードバックを受けられる方は、具体的に確認することが改善に役立ちます。
もし、上司のフィードバックが得られない場合は、日々の職務のなかで関わる人から、聞いてみるのが早いです。例えば「〇〇について感想を聞かせていただけませんか?(印象)」、「以前と比べてどうでしょうか?(比較)」などは取っ掛かりとして聞きやすいし、答えやすい気がします。
以上、参考になるポイントがあれば、取り入れてみてくださいね。
それでは、また~
Byシイ