オフィスワーカーの仕事術 キャリアコンサルティング2級 監査の眼

満足のいく仕事につくには(ストーリーまとめ②)

こんにちは、シイです。

前回は、Bさんの会話をまとめて、Bさんがまだきづいていない得意なことや長所や、抱えている気持ちや思い込みについて分析してみました。

今回は、Cさんについて会話をまとめ、キャリアについて考えます。

Cさんについての発言まとめ

それでは、Cさんの仕事に対する事実や状況をピックアップします。

・Bさんと一緒に同じ仕事をはじめたが、2年目を迎えたいま、Cさんは後輩たちに仕事を教える立場になった

・仕事において疑問に思ったことや、こうしたほうがいいと思ったことは上司(課長)や先輩に確認していた。

次に、Cさんの思っていることと、注目したい言葉をピックアップします。

・上司(課長)に沢山質問をしたことで、ちょっとウザがられた(と思っている)

・もっと色々な仕事をして、もっと大きな仕事がしたい

・後輩がわからなかったことについて、その人に応じて教えることが楽しい

・仕事で我慢することをなるべく減らすようにしたい

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以上が、Cさんの主な事実関係と思っていることになります。

それでは、Cさんについて分析していきたいと思います。

Cさんがわかっていること

Cさんは、その発言から自分のやりたいことや得意なことを理解されてるようです。

「色々な仕事をして、もっと大きな仕事がしたい」というのは、具体的にはまだ聞けていないのでわかりませんが、大きな仕事をして得たいものがあるということでしょう。それが肩書なのか権力なのか、はたまた収入なのか達成感といった感情にまつわるものなのか・・・詳しく知りたいところです。

いずれにしても、今の仕事を足掛かりに一段一段、階段を上るようにキャリアを積み上げて、力をつけていく必要があるでしょう。一足飛びに大きな仕事はできないからです。

ここで自分のキャリアの築き方として、役立つ考え方を紹介します。

満足する仕事につくには

自分のキャリアを築くうえで、キャリアの方向性がわかっていることは有用です。

自分のキャリアの方向性がわかっていれば、それに向かってやるべきことや必要な力が具体的になり、実行につながるからです。例えば資格を取って、それを使った仕事をしていきたい場合です。資格を取るべく日々学びを深めれば、それに応じた力は備わってくるでしょう。

しかし、やりたい仕事や職種が思い浮かばない場合や、自分に何ができるかわからない場合もあるでしょう。

そこで、「自分ができること」「自分がやりたいこと」「自分がやるべきこと」の3要素についてご紹介します。

これら3要素が重なった仕事は「働くことへの満足度が高まる」という考え方があります。3要素が重なった仕事というところがポイントです。

例えば、3要素が重なっていない例として、自分がやるべきことで、自分ができることではあるけれども、自分がやりたくない仕事の場合、仕事のモチベーションは上がりにくいでしょう。

できればイヤイヤ仕事をするより、満足度が高い仕事をしたいですよね。

そこで「自分のやりたいことがわからない」「自分に何ができるかわからない」という方に提案したいのが、今の仕事でどのような力がつくかを考えることです。例えば、行動力・説明力・交渉力・分析力・コミュニケーション力などです。

そして、それらの力をつけつつ自分のやりたいことを考えます。

今、やりたいことが明確でなくとも、今の仕事で何かしらの力をつけていけば、時間を無駄にしません。力がついてくれば、そこから出来ること・得意なことが広がり、あなたのキャリアになっていきます。

現実的な話ですが、オフィスワーカーを含め組織に所属している方は、たとえやりたい仕事が明確であっても、その仕事につけない場合があり、如何についた仕事に順応し役割を果たすかが求められています。

もし、やりたい仕事につけない場合には、転職や起業を考える場面が出てくるかもしれません。その時に必要なのは「出来る力がある」ことです。

まずは今の仕事で力をつけていくことが、やりたい仕事に近づける道でしょう。

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参考になったポイントがあれば、取り入れてみてくださいね。

それでは、また~

Byシイ

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