相談すると決めたら気をつけたい3つのこと
こんにちは、シイです。
前回は、相談時に上手く伝えるための下準備として必要なこと「3点」をお伝えしました。
今回は、相談すると決めたら気をつけたい3つのことをお伝えします。
これを知っていれば、相談がスムーズにできる場づくりが出来るようになります。
■相談があることを相手より先に申し出る
相談があるということは困っているときや悩んでいるときであり、周囲も薄々その様子がわかっているものです。
そんなときに上司から「話したいことがある」と、声をかけられたらどうでしょう?
相談したい相手から先に声をかけられると「怒られる」「詰められる」「呆れられる」といったマイナスの気持ちが生まれ、緊張して話したいことが話せなくなりやすいと思いませんか?
相談は自分から先に持ちかけるほうが得策です。そのほうが相談のための準備ができますし、心の準備も整います。また、自分から相談を持ちかけることで、問題を解決したいモチベーションが自然と高まり、伝えたい気持ちの熱量も上がるでしょう。
主体的な問題解決は貴重な経験であり、以前お話した自分だけの「マイストーリー」を作る大切な種です。
できることなら「いつのまにか誰かが解決してくれました」という受け身の経験より、自分で問題を乗り越えた(あるいは乗り越えようとした)経験を積んで欲しいと個人的に願っています。
なぜなら働く以上問題は発生し、免れることができないからです。都度、誰かが解決してくれるのを待つ対処法ですと、時間がいくらあっても足りません。
主体的に問題解決をしようとする経験は、積みあがれば解決力がつき、時間とともに以前より上手く対応できるようになってきます。
■早めに相談する
早めに相談するのも大切なポイントです。早めの状況であれば、時間の猶予があり解決する手段もいくつかあるでしょうが、切羽詰まった状況では、トラブルが大きくなっている可能性があり、手当てしなければならないことが格段に増えます。周りに与える影響も大きくなり、心の余裕もなくなってきます。
もし、すでに切羽詰まった状況であれば、相談へ一直線です。色々考えてしまうと体が動かなくなります。切羽詰まった状況には相応の背景があると思いますが、明日相談するより今日が一番早い日です。ファイト。
■相談を受けてくれる人に感謝を、相談をしてくれた人にも感謝を
相談する相手が上司の場合、上司は相談を聞くもの、と無意識に思っていないでしょうか。もちろん上司がマネジメントの役割を担っていれば、部下の問題に目を配る必要があります。とはいえ、上司も人間。パーフェクトではありません。例えばプレイングマネージャーであると仕事が多岐にわたり多忙な日々でしょうし、時期によってはノルマ達成のプレッシャーがあったり、幹部層からの(意に沿わない)要求があったりもするでしょう。
そんな中で時間を割いて相談を聞いてくれることは、部下にとって有難いことだと思います。
上司にとっても、勇気や信頼をもって相談してくれることは感謝したいことだと思います。
相談の場でそのような気持ちを言葉や態度で表現できれば、心理的にいっそう話しやすくなるのではないかと思います。
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以上、相談すると決めたら気をつけたい3つのことをお伝えしました。
参考になるポイントがあれば、取り入れてみてください。
それでは、また~
Byシイ