オフィスワーカーの仕事術

経験の大切さを知る

こんにちは、シイです。

前回は、自分を深く理解するために、言語化=書くことの必要性と具体的な方法を述べました。また、書くことが上手く進まない場合には、気心の知れた友達や同僚と話すこともお勧めしました。これは双方向で話をすることで、自分では気づいていないことを質問されたり、それに答えたりすることで、新たな自分の思考や気持ちに気づくことがあるからです。会話による言語化によって自分の理解を深めていく切っ掛けになることでしょう。

今回は、自身の経験を粗末にしないことについて述べていきます。

■「あなたは、昨年、仕事でどのようなことをしましたか?」

このような質問に、どのように答えますか?

多くの方が、自分の仕事の内容やルーティンワークの説明、達成度合いなどを話すのではないでしょうか。

■「仕事での課題は、何だと思いますか」「課題は、どうなりましたか」

この問いかけによって、その人が主体的に課題を把握し、解決しようと取り組んでいることがわかります。

具体的な課題解決の行動をしていれば、詳細をどんどん話してくれるでしょう。

難しい課題なら、苦労したところを聞くと話が止まらなくなるかもしれません!

■主体的に働くことで経験がストーリーになる

自分の意志で課題を把握し、ギャップを埋めていく工夫や行動をしていれば、たとえ上手くいっていなかったとしても、話はたくさん出てくるはずです。

一方で、言われたことを粛々とこなす仕事時間を過ごすと、自分の中で語れるストーリーが少なくなってしまいます。

仕事は生活のため、と割り切る意見もありますが、せっかく同じ時間を過ごすのであれば、語れるストーリーが多いほうが、圧倒的に信頼性が高まります。

語れるストーリーは実績につながる種です。失敗も成功も関係ありません。

同じ収入を得るなら、時間を「カゴで水をくむ」ように扱ってはもったいない。

あなたと全く同じ経験をした人は誰一人いません。唯一無二です。

あなただけのオリジナルストーリーで、変化の時代へ向けて差別化の道をすすみましょう。

それでは、また~

Byシイ

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